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BMW / M5
LCIモデル ウッドパネル コンフォートアクセス ガラスサンルーフ ブラックレザー
406.7万円(消費税込)
ここに写真のコメント
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■車両詳細情報
年式 2008年式 走行距離 32700km
車検 2年付き 車輌 ディーラー車
ブラック・サファイア・メタリック リサイクル区分 済込
排気量 5000cc ミッション オートマ
ハンドル 駆動 2WD
燃料 ガソリン 修復歴 なし
型式 ABA-NB50 車台番号下3桁 981
■オプション
エアコンパワステパワーウィンドウ
ABSエアバッグWエアバッグ
カセット-CDCDチェンジャー
MD-MDチェンジャー-DVD-
TV-ナビETC
サンルーフキーレスエントリースマートキー
集中ドアロックパワースライドドア-パワーシート
本革シート3列シート-HID/キセノン
コーナーセンサーバックモニター-アルミホイール
エアロマフラー-盗難防止機能
ワンオーナー-記録簿付き-禁煙車-
寒冷地仕様-福祉車両-カータウン保証対象車-
■車両コメント
BMWにお乗りの方であれば、”M”の称号がついたモデルには心が踊らされることでしょう。極限まで研ぎ澄まされた運動性能に、ただならぬオーラを放つエクステリアと日常生活のパートナーとして満足できる上質なしつらえのインテリア。すべての面において高次元に融合したMモデルは、クルマとしてひとつの究極の形と言えるでしょう。今回ロッソカーズのラインナップに加わったMモデルは、E60系5シリーズをベースにしたM5。純然たるサルーンの佇まいとは裏腹に、ボンネットの下にはF1テクノロジーを終結させた、BMWモデルで唯一と言えるV型10気筒エンジンを搭載しています。LCIモデルと呼ばれる、いわゆる後期モデルとなりまして、詳しくは後述しますが、せっかくM5を選ぶのであればLCIモデル一択となるでしょう。

M5の説明は、もはや必要が無いほどに有名ですが、簡単に言えば、レーシングエンジンを搭載した5シリーズ。近年では専用の超高性能エンジンを搭載していますが、初代のE28系、2代目のE34系などは、往年の名車であるM1の直列6気筒エンジンを搭載していました。そしてこちらの4代目のM5のE60系では、当時のF1レギュレーションでもあるV型10気筒エンジンを搭載。5000CCの排気量からは507馬力のアウトプットとなります。そのエンジンはもちろん、高回転志向であり、官能的なサウンドが魅力。そんなエンジンを5シリーズのボンネット下に詰め込んで平然と街中に潜んでいるわけですから、普通の5シリーズかと思って勝負を挑んだら、完膚なきまでに叩きのめされてしまうでしょう。

V型10気筒エンジンの魅力を100%味わう事が出来るのは、7速SMGトランスミッションの功績と言えるでしょう。ダイレクトに500馬力のパワーをリアタイヤに伝達し、クラッチのミートポイントも調節可能ですから、より素早くシフトアップ&ダウンが可能。シフトノブでシフトアップやシフトダウンも可能ですが、ステアリングには+-と書かれたパドルシフトがありますから、ステアリングから手を放す事無く、ミッションを操るさまは、さながらF1と言えます。もちろん一般的なDレンジも備えますから、不自由することなくお乗りいただけますし、AT限定免許の方でも運転が可能です。

E60系M5に搭載されるS85B50Aエンジンには、紆余曲折がある事は、BMWファンならご存知の事と思いますが、サラッとおさらいを。2000年まで時を戻してみましょう。その当時のM5はE39系5シリーズをベースに、400馬力のV型8気筒エンジンを搭載していた頃。この当時はBMWはモータースポーツの表舞台には出ていなかったのですが、有名メーカーに参加してほしかったモータースポーツを総括するFIA(国際自動車連盟)が、「ぜひBMWさんもF1に関わってみてはいかがでしょう?」と話を持ちかけ、BMWが参加を表明し、当時のF1レギュレーションのV型10気筒エンジンを開発。そのF1イメージに合わせて新開発されたエンジンがS85B50Aエンジン。デビュー直後のM5は507馬力と、先代M5より100馬力以上のパワーを得て、2004年後半に登場。BMWとレースイメージを重ね合わせて、V型10気筒エンジンはMモデルの最高峰エンジンに君臨。……するはずが、F1レギュレーションの変更で、F1車両にはV型8気筒エンジンの搭載が決定したのが2006年。「F1マシンの技術のフィードバック」という、ストイックなイメージは2年と持たずに終了。さんざん持ち上げた挙句に梯子を外されるという暴挙に、当時のBMWはさぞFIAに立腹のことだったのでしょう。M5がE60系からF10系に世代交代した時には、またV型8気筒エンジンに逆戻り。もしかしたら。当時のF1レギュレーションに合わせてV型8気筒エンジンを搭載してFIAを見返してやったのでは?なんて話が、当時のBMWファンの心の声だったのかもしれませんが。ちなみに4ドアセダンが19523台と、日本未導入のツーリングが1025台の、合計20548台が生産され、日本への正規輸入はセダンのみ1357台となります。

閑話休題。デビュー当時は507馬力だったM5は、LCIモデルでは500馬力のパワーとなりました。こちらの車両はLCIモデルですから、500馬力バージョンです。7馬力減ったとはいえ、十分なパワーと言えます。近年のような暴力的な加速ではないのですが、回転数を上げれば上げるほど、正比例してゆくパワーは、人の感性に合っていると言えますし、アクセルペダルと加速感がリニアに反応してゆく様は、近年のエンジンでは絶対に味わう事の出来ない気持ち良さ。ついつい高回転をキープしながら走りたくなってしまいますね。トルクは53.0キロとなります。こちらの車両のマフラーはノーマルなので、エキゾーストサウンドは甲高いF1サウンドではありませんが、官能的なサウンドであることは間違いありません。もっともM5のようにジェントルな佇まいに相応しいサウンドと言えますし、閑静な住宅街で手を焼いてしまうような事もありません。アフターメーカーの甲高いエキゾーストサウンドは、お手持ちのスマートフォンで動画を楽しむ程度でも十分でしょう。

先に申し上げたとおりにこちらの車両は、機械的な信頼性が大幅に向上して、見た目もスタイリッシュになったLCIモデルとなります。一般的には後期モデルと呼ばれるLCIモデルは、毎年改良を重ねるモデルイヤー制度を導入するヨーロッパ車でも、初期モデルのM5とLCIモデルのM5では、かなりの箇所が変更・改善を受けています。エクステリアの特徴は、ヘッドライトとテールランプ。ヘッドライトはデザイン変更され、ステアリング連動するアダプティブヘッドライトとなり、コーディングでDRL化する事も可能。テールランプはウインカーとスモールランプがLED化されていて、こちらもスタイリッシュで特徴的。ドアロックのオープンやクローズ・エンジンスタートなどが、キーを持ち歩くだけでOKなコンフォートアクセスなど。ボディカラーはブラック・サファイア・メタリック。シルバーストーンやインテルラゴスブルーなどのM5専用カラーもありますが、普通の5シリーズにも採用されるレギュラーカラーということもあり、これ見よがし感がなく、ビジネスの足としても活躍してくれるカラー。特に車体を精悍に見せてくれるブラックサファイアは人気も高く、多くのBMWファンから支持されているカラーと言えます。

M5は5シリーズの最高峰という位置づけですから、欲しい装備はだいたい揃っていると思っていただいて結構。速さだけではなく、快適性にも一切の妥協はありません。シートは上質な触り心地のレザーで、寒い日も暖かく身体を包み込んでくれるシートヒーターを内蔵。リアシートに座れば、リアガラスの電動ローラーブラインドと、ドアガラスに備わる巻き取り式のブラインドで、外の世界から完全に遮断されます。インテリアトリムパネルは、暖かな色味の鏡面仕上げのウッドパネル。上を見上げればガラスサンルーフと、触り心地のよいアルカンタラ・ルーフライニング。この上ない快適空間ですが、唯一の違和感と言えば、シートに押し付けられる加速Gくらいでしょう。ちなみにウッドパネルは、アンソラジット・バンブーウッドパネルとなります。

修復歴は無く、新車当時の保証書や記録簿なども残った車両となります。一般的にBMWの中でもMモデルを選ばれる方は走るのが好きな方なので、どうしても走行距離が多めになってしまいますが、こちらの車両は32700キロと言うローマイレッジな車両となります。Mモデルやアルピナなど、スペシャルなBMWを好まれる方にとって、ステアリングポジションは左を好まれる傾向がありますが、実は近年では右ハンドルの車両が大多数を占めています。特に首都圏ではその傾向が高く、BMWジャパンが雑誌や広告用に用意するMモデルの広報試乗車や、ニコルオートモビルズが用意する広報車も右ハンドルが一般的となりつつあります。逆を言えば、高性能な輸入車でも差別されることなく右ハンドルが選べるというのは、左側通行の我が国ではありがたい事と言えるでしょう。なんせ日本の過密した交通インフラでもストレスなく500馬力のパワーを楽しめ、さらに家族に気兼ねなく所有できるわけですからね。

整備込み/■保証付き ・保証期間:1ヶ月・保証走行距離:3000km
(車両価格:376.2万円 / 諸費用:30.5万円)
※支払総額には、車両価格の他、保険料、税金、登録等に伴う費用、リサイクル預託金相当額購入に必要な全ての費用が含まれています
支払い費用は、2024年4月現在、県内登録(届出)で店頭納車の場合の価格です。お客様のご要望に基づくオプション等の費用は別途申し受けます。
BMW / M5
LCIモデル ウッドパネル コンフォートアクセス ガラスサンルーフ ブラックレザー
406.7万円(消費税込)
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ロッソ カーズ(株式会社 ロッソ)
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ロッソカーズでは、正規ディーラーからの下取り車をメインに、記録簿付き、修復歴無しのBMW車の販売にこだわっています。メルセデスベンツやフォルクスワーゲン、ボルボなど欧州車を中心とした他メーカーも経験豊富なスタッフにお任せください。